土壌診断士(ソイルマスター) | 受験の流れ

土壌診断士(ソイルマスター)

土壌診断士とは
現状の土(土壌)を健康診断して
診断結果に基づき、診断データから
処方箋を作成できる専門家です。

認定 土壌診断士とは

土壌診断士とは

土壌診断士とは、最近問題になっている食への「安心・安全」神話の崩壊に
真正面から取り組む 土(土壌)についてのスペシャリストを養成する認定資格であります。
この土(土壌)が、科学の進歩に伴う肥料・農薬の出現で、逆に病んでいるのです。

これらの現象を化学的・物理的・生物学的に解きほぐす基礎知識を、理解度により評価する認定資格であります。

認定試験の流れ

認定試験の手続

  1. ホームページ・伝言等で、認定試験を確認
  2. インターネット・FAX・又は郵便で申込む
  3. 受験料振込用紙送付
  4. 受験料振り込み用紙到着後、振込
  5. 振り込み確認後、試験問題送付(1ヶ月以内に返送下さい)
  6. 解答記述後、解答用紙返送
  7. 採点、合否判定、受験者へ合否連絡、合格者には認定番号を通知
    (1ヶ月以内に連絡)
  8. 合格者は任意で、合格証書や認定カードの発行をします
    (発行には別途発行手数料が必要、上級受験時の割引制度もあり)
  9. インターネット・FAXで発行手続きを申込む
  10. 発行手続き申請書提出(別途登録料と必要書類あり)
  11. 合格証書、認定カード交付

認定試験の実施方法

認定試験の実施

  • 自宅等で、あらゆる資料・参考書を閲覧のうえ、解答頂きます。
  • この認定試験は、資格を習得することだけが目的でないように作られています。
  • 解らなければ、インターネット・スマホで調べれば解答は出てきます。
  • 枝問を調べていくことで、自ずと力が付くようになっています。
  • 全問正解を出すのは、大変かとは思いますが、頑張ってほしいと思います。
  • 認定試験は、コツコツと積上げることで、力がつくようになっています。
  • 紹介している参考図書は、非常に解り易くなっております。

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受験資格及び受験料

年齢性別・学歴・就農経験等一切なし

  • 【3級】なし
  • 【2級】なし
  • 【1級】なし)

受験料

  • 【3級】10,000円(税込み)
  • 【2級】10,400円(税込み)、現在、割引中
  • (合格証書、認定カード発行者は20%の割引10,400円(税込み)となります)
  • 【1級】13,000円(税込)

出題範囲

3級試験範囲(作物栽培に必要な土(土壌)に関する知識)50問

  • 土(土壌)についての一般知識
  • 農業高校修了レベルの土(土壌)に関する知識
  • 家庭菜園・プランター栽培を手掛けている方に必要な土(土壌)の知識
  • 家庭菜園・プランター栽培を目指している方にとっての栽培に関する知識
  • 週末農業・新規就農を目指している方にとっての作物栽培に必用な知識
  • 学生で就職・進学を目指している方にとっての作物栽培に関する一般知識



2級試験範囲(作物栽培に必要な土(土壌)に関する知識)60問

  • 土(土壌)の構成
  • 土壌生物(ミミズ、微生物)の役割
  • 土壌の陽イオンと陰イオン
  • 土壌診断のやり方、検査値の読み方
  • 土壌の肥沃度と作物生産
  • 土(土壌)の構成と役割

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認定 土壌診断士試験とは

合格基準

  • 【3級】100点満点の原則60%以上
  • 【2級】100点満点の原則70%以上
  • 【1級◯ 5枝択一40問原則70%以上(以下、記述採点なし) ◯ 記述式80%以上、1~4問各10点×4=40点、5問20点×1=20点 ◯ 合格択一56点、記述48点以上
※但し、問題の難易度により若干の得点調整を行う場合もあります。

受験料振込方法

お支払方法

  • NPO法人みどりネット土壌研究室の口座は、ゆうちょ銀行に開設してあります。
  • 受験申込書にて、受験申込手続をします。
  • 受験申込書到着次第、確認の上、受験料振込用紙を送付いたします。
  • 受験料振込について、ご不明の点がございましたら参照ください。
  • 送金・支払い・海外関連ーゆうちょ銀行
  • 受験料振込用紙が到着後、振込処理を終えます。
  • 受験料振込済、確認後、試験問題用紙を送付致します。
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認定試験の主な出題テーマ-1

認定試験の主な内容-1

・土(土壌)とは何か ・土はどうやって生成されたのか ・土(土壌)の種類・簡単な見分け方
・自生雑草による地力の判断法 ・土壌分析における試料の採取法 ・土壌分析値の読み方
・単粒構造と団粒構造 ・腐植・堆厩肥とは ・作目別の過剰症・欠乏症
・肥料の3要素とは ・ミミズの働き ・土壌有機物とは
・緑肥とは。レンゲその他の利用法 ・土壌の水分。その効果について ・土(土壌)の簡易判断法
・連作障害とは。肥料の3要素の欠乏症 ・土(土壌)の物理性・化学性・生物性 ・速効性肥料と緩効性肥料とは
・土(土壌)の酸性・中性・アルカリ性とは ・土(土壌)の塩類集積とは ・作物における連作・輪作栽培
・有機質肥料とは ・堆肥の利用法 ・施設(ハウス)内の土(土壌)について

認定試験の主な出題テーマ-2

認定試験の主な内容-2

・農薬散布の基本について ・肥料の配合表示について ・肥料の成分量の計算について
・ホームセンターの肥料の表示について ・作土の厚さについて ・肥料で病害を抑えるには
・プランター栽培の土について ・クリーニングクロップについて ・作物栽培におけるPHの適応性
・微生物、ミミズとは ・チッソ・リンサン・カリュム肥料の役割 ・地力増進基本指針について
・作物栽培に必要な知識 ・作物の性質について ・作物栽培に関する基礎知識

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試験問題例

例題 1
◆ 雑草が繁殖している場所は、その土地の肥沃度によって違います。次の中で最も痩せ地に見られる雑草はどれでしょうか。

  1 ツユクサ  2 メヒシバ  3 ハコベ  4 スギナ
   (正解は、酸性土壌に生えるスギナです)

例題 2
◆ 作物栽培において好適な土壌とは、団粒構造と言われております。土壌改良目標の中で団粒構造を促す方法として正しいものはどれでしょうか。
  
  1 単肥を常時使用する。
  2 土壌改良材の石灰質肥料を施します。
  3 水稲栽培の副産物の、稲わら堆厩肥を施用します。
  4 複合肥料を施用します。
   (正解は、団粒構造にするには堆厩肥を入れることです)

参考資料・文献

参考図書一覧

★ 野菜栽培の基礎(農文協) ★ 作物栽培の基礎(農文協) ★ 農業機械(農文協)
★ 農業の基礎(農文協) ★ 野菜(農文協) ★ 日本農業技術検定問題集3級
 (全国農業高等学校校長協会)
★ 野菜栽培の基礎:農文協 ★ 日本農業技術検定過去問題集3級:
(全国農業会議所)
★ 土壌と肥料の基礎知識:誠文堂新光社
★ 土壌微生物のきほん:誠文堂新光社 ★ 土壌診断の読み方と肥料計算:農文協 ★ 土・肥料のきほん:農文協
★ 土壌学概論:朝倉書店 ★ 肥料を知る・土を知る:農文協 ★ 解らない項目をネット・スマホで検索

認定試験の実施要項

  • 申込期間:各人が申込手続きをされた時、随時。
  • 申込方法:インターネット申込・FAX・又は、認定試験願書の郵送による。
  • 試験実施: 手続終了後(受験料振込確認後)、試験問題を送付します。
  • 随時解答を記入の上、試験問題発送後、1ヶ月以内に返送ください。
  • 期間内返送なき場合、一切の権利放棄と看做し、以後の採点等は消滅します。
  • 試験問題発送の時、注意事項を記載します。尚、受験料の返却はありません。
  • 合格発表:解答が着き次第、1ヶ月以内に合否の判定を本人へ連絡します。
  • 合格証書:登録申請により(任意)付与します。(別途登録料・税込み3,000円・必要書類あり)
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